第二衛星テイア内の浮島シエラで妹のパティと二人で暮らしている16歳の少年。
ある夜、迷い込んだ不思議な庭園で、謎めいた美しい女性と出会い、憧れの『マーブルブルー』へ旅立つことを決意する。
マーブルブルー最大の謎とされる、神話の楽園
『パラディソス』を見つけ出すことがナスカの幼い頃からの夢。
主人公と共にエクスプローラー・ライセンス試験を受けることになった少女。
ニューパレオ郊外の浮島で暮らしていたが、唯一の肉親である父親を何者かに連れ去られてしまう。
父親とその犯人を捜して、リアリーは遥かマーブルブルーを目指す旅に出た。
リアリーと同じく、ナスカと共にエクスプローラー・ライセンス試験を受ける同期生。
ニューパレオで不治の病の母親と二人で暮らしている。
性格は熱血漢で明るく、意外と勉強家、努力家でもある。
マーブルブルーにあるという『どんな病も治してしまうギフト』を
探し出して、母親を必ず治すと心に誓っている。
エクスプローラー・ライセンスの試験官で、自身もランクⅢのエクスプローラー。
普段はいいかげんだが、ここぞというときにはビシっと決める。
ある事件で妻と娘を亡くし、彼自身も両脚に大怪我を負った。現在の彼の脚は義足である。
事件前は相当な実力者として認められていたらしい。
マーブルブルーと同じ瞳の色をした少女。
マリアイヴの娘で、物心ついた時からずっと庭園で暮らしているため、外の世界のことをまったく知らない。
幼少の頃からナスカのことを母親に聞かされて育った。ナスカに会えるのをずっと楽しみに待っていた。
ナスカと暮らす、かなり“おませさん”な妹。
兄想いのしっかり者で、死んだ母親の代わりに家事全般を一手にこなす。
――とはいえまだ小さな女の子。ひとりぼっちで待つのを我慢できず、ナスカを追ってニューパレオ行きのモノレールに飛び乗った。
シエラ島でナスカの家の隣に住んでいるとても元気なお婆さん。
数年前に両親を失って以来、ナスカとパティの面倒をずっと見てくれた育ての親でもある。
本人曰く――「今でも現役バリバリのエクスプローラー」。
不治の病を患う、だいすけの母親。
しかしそれよりも、だいすけに苦労をかけていることをとても気にしている。
だいすけには、父親は大工で仕事中に事故死したと伝えているが……。
趣味はゲームで、好きなジャンルは格闘系。
ランクⅤのエクスプローラーで、第二衛星テイアの為政者である『千の航海員』の一人。
歴代のエクスプローラーの中でも最強と言われている存在で、その素性は誰も知らない。
『千の航海員』のメンバーですら彼の姿を見ることは稀であり、それ故に「ヨハネが姿を現すときは必ず世界に変動が起こる」と言われている。
花の庭園で、ナスカを『パラディソス』へと導いた不思議な女性。
ナスカたちがアクセスしているジーンを、より高位なものへと昇華させる能力を持っている。
ニューパレオの下層に存在する、謎の巨人と同一の存在というが――。
マーブルブルーの秘境『スイーツラビリンス』で、ブタバクたちと暮らす少女。
普通の人間には姿が見えないことから、どう考えてもただの少女ではなさそうだが、本人も自分が一体どういう存在なのかわかっていないようだ……。
モダンコロシアムで受付をしているハニーなお姉さん。
モダンコロシアムで開催されている大会では、とにかくハイテンションな実況でバトルを盛り上げてくれる。
しかし趣味ともいえる合コンでは、必要以上のハイテンションで相手からドン引かれ、いつも失敗している。
宇宙港の7番ゲートで受付けを担当しているスイートなお姉さん。
ハニーシュガーの双子の姉で、見た目は妹と似ているが、性格は正反対に落ち着き払っている。
なんとランクⅢのエクスプローラーでもある。
ブラックリスト集団『シェバの若枝』の首領。
ランクⅡのエクスプローラーで、目的のためなら手段を選ばない冷徹で残忍な男。
とある目的のため、リアリーの父親を連れ去った。
『鋭角のグラッチェ』を名乗るエクスプローラー。 エクスプローラーになりたての主人公たちとマーブルブルーで出会い、それからライバルとして様々な局面で争うことになる。 エルルに一目惚れしている。
『鮮血のプリカ』を名乗るエクスプローラー。 グラッチェとは仲の良い兄妹で、一緒にチームを組んでいる。 兄がエルルに一目惚れしたことが気に食わない一方で、本人はだいすけのことが気になっている様子……。
史上最悪のシリアルキラーとして指名手配をうけている、A級犯罪者。 死者の魂を呼び戻すことのできるギフトを造り出そうとしている。 ジーンを身体にまとい、異形に変身する能力を持っている。
『赤毛のライオン』と呼ばれ恐れられているランクⅤのエクスプローラー。 細かいことは気にしない豪快な性格。ただし、戦いから背を向けるような奴には容赦がない。三度の飯と戦いが大好物のバーサーカー。 『千の航海員』ドロシーの息子で、三兄弟の次男。
マーブルブルーに出現する『体現者』と呼ばれる怪物を探し葬ることに憂き身をやつしている。 『夢の世界樹』でナスカたちと出会った際、決定的な運命(さだめ)を感じとり、その資質を見定めるため戦いを挑んでくる。
『赤い靴のドロシー』と呼ばれる『千の航海員』の一人で、マリアイヴと接触したナスカのことを気にかけている。 『赤毛のライオン』エイリーク、そしてクロウとブリギッドの三兄弟の母親でもある。夫とはすでに別れている。
『千の航海員』の一人。 脅威を取り除くためには、ある程度の損害や犠牲は仕方ないと考えている強硬派。 代々『千の航海員』の一角を担う家系で、身に着けている仮面も先代から受け継いだものである。
『千の航海員』の一人で、マリアイヴに繋がるナスカに興味を持っている。 ドラクロアと同じく、一家代々が『千の航海員』であるエリート。 過去に子どもがいたが亡くしてしまっている……。
『千の航海員』屈指の武闘派で、その実力はヨハネに匹敵するとすら言われている。 謎の多い人物で、現在はヴォルヘルムに付き従っているが、その真意は明らかではない。 その昔、アルやヴォルヘルムとチームを組んでいたという噂がある――。
ニューパレオ有数の兵器製造企業『ヴォルヘルム重工』のCEO。 『千の航海員』の一人だが、目前の脅威に対して何も行動を起こさない他のメンバーを軽蔑している。 要塞戦艦と自立型戦術決戦兵器『12サイン』を駆使して、ニューパレオの下層深くに眠る“脅威”を駆逐せんと暗躍する。